こんにちは!
前回の記事で、
鳥のステキな本を見つけたと書きました。
今日は、もう一冊、
1学期の必須科目で同じテーブルのグループになったことがきっかけで知り合ったイングランド人の学生が、誕生パーティーに呼んでくれたので、
そのときプレゼントに持って行った絵本を紹介します。
これは今年のグリーナウェイ賞なるか、
というほど美しくてステキな絵本です。
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なんとなんと久しぶりに、
本屋さんの紹介記事を書きますo(^-^)o
おととい今月最後の課題を終えて、友達と病気からの快気祝いと課題終了のお祝いを同時にしました。
そして昨日は病院に通っていたときに見かけた本屋さんに行ってみたくて、
のんびりお散歩をしながら、
カフェとショッピングを楽しみつつ、
本屋さんを物色してきました!
(シナモンロールとラテで、
1時間ほど兄が貸してくれた『翻訳夜話』をゆっくり読みました。至福のひととき。村上春樹さんと柴田元幸さんの対談をまとめた新書で、とってもおもしろいです!!)
さて、本屋さんは
グラスゴーのハインドランド通りにある、
その名もハインドランド・ブックショップ📚
です。
白い看板に黒い文字といったスッキリしたたたずまいですが、
ウインドウ側に子どもの本が配置してあって、
外からでも目をひきます。
(昨日は雨がふったりやんだりのはげしいお天気でお店の窓ガラスに雨粒がひかっております。でもガラスに映るそらのあおさも印象的。)
パフィンブックスの回転する児童書棚。
上にのっかってるパフィンがかわいいです。
子どもの本の品揃えは割とクラシックなども定番物をとりそろえている印象でした。
町の本屋さん、というかんじです。
実際、ここの通りのお店はどこも地元にねづいてるんだな、という印象でした。
カフェには次々とお客さんが入ってきて、
ご近所さんのたまり場なのかな、
と思いました。
お店の人もみんな優しくて、
ショッピングもお茶も楽しいです。
通りにその雰囲気があふれているので、
病んでいたときに、
元気になったらここまでのんびりお散歩しに来よう、と思っていました(^-^)
そんな通りの本屋さん。
しばらく書棚を隅々まで物色していると、
どうも鳥の本が多いな、
ということに気がつきました。
店主さんが鳥が好きなのでしょうか。
お友達が来店していたみたいでお話されてたので
その辺りは聞かなかったんですが
ステキなイラストの鳥の本が手に入ります。
私は知り合いの旦那さんがバードウォッチングが趣味で、このご夫婦にときどき進路の相談に乗ってもらってたりしていたので、お土産にいいプレゼントになりそうだと思ってこちらを買いました。
この作家さんで4冊くらい鳥シリーズの本が並んでいました。
中でもペンギンが大好きな私はペンギンと海鳥の本が気になって買いたくて買いたくて仕方ありませんでしたが、他にも昨日は買わないといけないもの、買ってしまったもの(汗)があったので、やめておきました。
そのペンギンシリーズも水色のカバーでとてもかわいかったです。
水色カバーと言えば!!
大好きな『ワンダー』の番外編で、『365日のワンダー』という本がありました。
365日格言が読めるようになっています。
ふと自分の誕生日を開いてみたら、
マーク・トゥウェインの言葉で
人生で一番大事な日は、生まれた日と、
生まれた意味を知った日である
みたいなことが書いてあって、
まさに自分の誕生日のページに
こんなことが書いてあるなんてすごい!
とすっかり運命を感じでしまい、
日本だったら絶対買ったんですが、
何しろ重いのです、本が。
365日系の本(?)て大抵重いし分厚いですから。
ちょっと保留。。。と残念ながら棚に戻しました。
3月のスコットランドのお天気は春を前に
寒さがもどり、強風と雨と雪を目まぐるしくくりかえします。
この日は朝晴れていましたが、途中で
ばちばちと大粒の雨がふりだし、
本屋さんをでるころには
またすっかりあがっていました。
どんなに雨や雪がどんよりとふっても、
雨があがれば、
その暗さを吹き飛ばす、
すばらしいそらの青さが
必ず用意されています。
プレゼント用に買った本のツバメのページ。
イラストにそえてある文もステキです。
“夏にもどってくる古い友人のように
部屋中を愛と笑い声でみたして、
知らない間に、
また次の楽しい旅へと、
太陽の中へ旅立ってゆく。”
大学の授業もあと2回で終わります。
こころは早々と春の先の夏を視野に入れていますが、
今日は気温3度。雪の予報です。
[追記:お店の左の棚にはすてきなグリーティングカードが並んでいます。ほかのショップよりもアーティスティックなカードで、ひと味違うカードがほしいときには良さげでした。]
今日を、7年ぶりに、海外で迎えています。
震災から1年目、
全世界へ中継された追悼式を見ながら、
涙腺が決壊したのを今でも思い出します。
あれから、
2回転職をし、
1回完全退職をして、
今、海外にいますが、
年を経るごとに、居場所を移すごとに、
自分がしようとしていることは、
どんなふうに誰かの命と生活につながるだろうか
と、問うようになりました。
1学期目のエッセイで、
(マルチリテラシーの授業でした)
震災以来発生した膨大な量の
ツイートやブログの言葉、
語り部になった方々の言葉、
デジタルストーリーテリングなどを、
「トランスリテラシー」という
新しくて古い概念から照らしてみる、
という考察を行なってみました。
私が知りたかったのは、
人はどうやって物語を語るのか、ということ。
その媒体について私はあまり興味はなくて、
使われる媒体はただ有機的に
その人の時間と場所とからんだ編み物になるだけで、
誰のどんなふうに語られたものも、
等しく、
その人の真摯な物語である、
ということ。
自分で自分の物語を語らなければいけない、
ということを、
知りたかったんだと思う。
Patrick Ness の A Monster Call の中で、
モンスターが最後に少年に課すように、
本当のことを語ること。
人生では、ときにそれが、
できたり、できなかったりする。
それをくりかえして、
年月が重なっていく。
そして今は、
こんなにも簡単に、
自分の言葉を世界の片隅に、
置いておくことができるようになった。
ところで、
体調を崩して、治ったと思った途端に、
また次から次へと大事なものが
壊れたり失くなったりしていて、
とどまることを知らないほどの不運が続いています(笑)
もう、むしろ笑うほどの怒涛の不運です。
でも気持ちは、病気が治ってから、
何が起こっても元気が一番!と思っていると
めげないものだということを知りました。
母に手紙を書いていて気がつきましたが、
大事なものの順番に無くなっていってる気がします。
健康 > パソコン > クレジットカード(T-T)。
むしろドラマチックで逆に凄いです( ̄▽ ̄;
次はたぶん折りたたみ傘が壊れそうです、、。
結構もう限界がきていて、時々開かない(笑)
折りたたみ傘も、
毎日雨がふるこちらでは生活必需品です。
でも、
元気でごはんがたべられるだけで、
いまは、こころからわらえます。
あとのことは、
まずはたいしたことではないかもしれない。
せっかくブログを児童文学のおはなしに戻しましたが、
またしても医療事情に関する投稿です・・・。
これが完結編です。
体調はもうだいぶよくなりました。
というかもう、自力で治癒した、という方が近いです。
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