よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

本屋

水平線をささえる

水平線というのはバニシングポイント。 船から見ても高い山から見ても、必ず目の高さにある (略) そこが本と似ている気がする。 どんな場所にいても本があれば、 頁をめくることで私たちは"いま・ここ"とは違う場所に入り、楽しめるのだから ―『「本をつ…

絶対に消してはいけない

人と人との“絆”こそが街の本屋の真骨頂だったのである。 ―長岡 義幸『「本を売る」という仕事』

街のなかに、本屋さんがあるということ②

①からの続き。 だから、きんだあらんどや絵本館のような本屋さんが身近に町の中にあることが、 どれほどの贅沢か、ということを、小さな声ながらもこのブログに書いておきたいです。

街のなかに、本屋さんがあるということ①

京都の3軒(きんだあらんど/メリーゴーランド/絵本館)を回ってみて、 あらためて街の本屋さんの存在に感心しました。

神保町のあなぐらでタイムスリップする ②

前回の続きで、少し古本屋さんに絡んだお話を。 旧・岩波ブックセンター跡地に、今年4月、神保町ブックセンター with Iwanami Booksが新しくオープンするそうです。 岩波書店の書籍を取り揃え、ゆっくり本を手にとって読んで、お茶もできて、 選びに選んで…

東上野で深い緑と本に囲まれる ②

(昨日のパート①からの続きです) Route Booksさんで、福音館文庫シリーズにある石牟礼道子さんの本を見つけて買ったんですけど、別にその本を見つけたのは、特に子どもの本です、といってコーナーを設けている本棚ではなかったです。九州関連本か「自然と人…

東上野で深い緑と本に囲まれる ①

しばらく更新していなかったらこんなに経ってしまっていました。。。すっかり季節も変わり始めていますね。 最近は時々、上野のある本屋&カフェに行ったりしてました。 そのお話の前に、ちょっと思うところあり、記事のタイトルにお店の名前を入れるのをや…