よむためにうまれて

これは、子どもの本の専門店や、気に入った本屋さんのはなし、などなど、上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるする記録です。

浜辺の街で絵本とヨットに出逢う ②

ツバメ号を出ると、海からの風が強く吹いていて、

左へ行けば津久井浜駅へ戻りますが、右へ下って海を見てから帰ることにしました。

 

道なりに直進すると、海辺の街らしく民家の塀が低いのが目につきます。

突き当たりのT字路の信号のむこうに、横須賀の海の深い青色が見えてきて、

かもめが数羽飛んでいきました。

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そして海には、さきほど飲んだクリームソーダのトッピングとそっくりに、

ウインドサーフィンのセールがいくつも浮かんでいました!(5月に大会があったみたいです)

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ツバメ号さんで買った絵本『いきる』の最後のほうで、

大きく夜の海を月が照らしている絵の頁があります。

海の向こうには街灯りが光り、雲が流れている絵です。

夜の海風の感じ、気温、月の光が海面を照らして、無数の命が光っているように見えるその感じのすべてに、見覚えがありました。

満月の夜には、 ちょうどその絵と同じ景色が、このT字路の向こうに広がっているはずです。

だからきっと、この絵本を買ってしまったのだろうと思います。

 

そういうふうにして、1冊1冊は選ばれ、誰かの手におさまるのかもしれません。

 

ぜひ、絵本屋を堪能したあとには、海まで歩いてみることをオススメします。