よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

飯田橋 真っ赤な三角形で夕涼みを

今回のタイトルは、流行の不動産紹介風をより意識してみました(笑)。

全然不動産の話ではなく、今日も児童書専門店へ行ってきたお話。

だいぶ以前に行ったお店です。

 

 

飯田橋にある ボローニャ です。

お店の名前は、ボローニャブックフェアからきているようです。

時々飯田橋へ行くことはありましたが、こんな小さな可愛らしいお店があるとは知りませんでした。

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 中はこじんまりとしたスペースで、奥がキッチンになっていて、

お茶やジュースなどを注文することもできます。

また、貸し切りパーティーなどもできるようで、食べログにものっているお店です。

 

都道25号線やすぐそばを通る首都高の中に、ポツンと立っているお店は、

まるで灼熱のアスファルト砂漠の中のオアシスのようです。

 絵本やすてきなイラストに囲まれて、夜、ワインを飲むなんていうのも、

とても贅沢な空間と時間でしょうね。

 

ホームページの「誕生秘話」には、印刷会社の会長さんがオーナーだと書かれていますが、

なんと、ボローニャ市と友好都市になっている板橋区からの提案と相まって、

絵本カフェへとたどり着いたそうです。

おもしろいですね。

まさにそのボローニャ・ブックフェアの誕生秘話を取り扱った本のはなしを、

このブログタイトルの理由と合わせて以前書きましたが、

ボローニャはいろんなところで縁をつないでいるなぁ、と興味深かったです。

ブックフェアで入賞したイラストレーターの本なども出版されているようでした。

 

市ヶ谷から神楽坂、飯田橋へと続く印刷の街、

そして、ボローニャ原画展で有名になった板橋区立美術館のある板橋区

そこに佇む真っ赤な絵本カフェでした。

 

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#児童書専門店 #子どもの本 #ボローニャ #飯田橋