よむためにうまれて

これは、子どもの本の専門店や、気に入った本屋さんのはなし、などなど、上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるする記録です。

(留学話)ハイディマンド図書に挑む。

こんにちは、トウキョウマナティです。

(このユーザーネームは「フロリダマナティ」に由来していて、

自分の居場所によって変えたいのですが、

変えるのが面倒臭いので、このまま使っています。

今は東京におりません。。。留学中です。)

 

大学の図書館で本を借りるとき、本の利用頻度に応じて、貸出期間が指定されています。

その本の利用が集中する度合に応じて

4時間、24時間、1週間、2週間、となり、

通常の本は2か月間借りることができます。

このうち、24時間以内に返さなければいけない本は

「ハイディマンドコレクション」と呼ばれ、

特別なガラス張りのスペースの中の書架に配置されています。

通常の本ならば、棚から取って机で読めるところ、

多くの学生が利用する本は、自由に棚から出せないようになっているのです。

持ち出したい場合には、ガラススペース内にある貸出機に通してからでないと、

読むことができません。

ですので、

図書館の中にいる限り何時間でも読めるやん、

ということではないのです。

その本を手にできる時間が限られているのです。

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だからちょっとハイディマンドを借りるときは、

借りるぜっ❗️という気合が要ります。

一気に読破しないといけないからです。

だらだらと他の本と併読しながら、

ノートを取って引用をチェックしながら、

なんてとても無理です。

そんなことをやってるとあっという間に、

1分単位で管理された返却期限がきます。

・・・ま、それくらいで丁度いい、のかもしれませんが。

ただ借りた本が、ものすごく小さい字で分厚かったりすると、

(TーT)これって24時間寝ないで読まないと無理じゃん。となります。

しかもハイディマンドなだけあって、

内容が物凄く濃かったり興味深かったりするので、

飛ばし読むことがどうしても私にはできません😓

ついつい読み込んでしまうのです。

 

こうしたシステムは、

自分のいた大学にはありませんでした。

便利といえば便利、不便といえば不便です。

昔の日本の大学だったら、必読本は生協の本屋にずらっと並んでいたかと思います。

(学業って学費もそうだけど、本を買うお金がものすごくかかりますね~。

でもそれはそれで手元に持っておきたい本があるときは便利でした。)

 

今の日本の大学がどんなふうなシステムになったか、

学生をして以来もう随分経っているので(汗)わかりませんが、

海外の大学の図書のデジタル化にあらためて驚かされています。

必読書はほぼオンラインで読めるので、

わざわざ図書館に行かなくても

どこでもその本にアクセスできます。

日本なんて、何を調べているのか知りませんが、

わざわざ国会図書館まで足を運んでいる学生も結構いて、

デジタル化は本当に課題です。

著作権のクリアやら何やら、学術誌の超高額な購読料やら、

お金が無い大学には決してできないと思います。

「学生の特権は、とにかく学術記事を好きなだけダウンロードできることだから、

たくさん読んで、バシバシダウンロードすべし!」

と出国前にイギリス人に言われました。

そうです、高額な学費を払っているわけですから、

学費分のこうした恩恵は受けられるだけ受けるべし、です!