随分とブログをおやすみしてしまいました。。。
後期のセメスターの課題をすべて終えて、すぐにまた修士論文にとりかかっています。
そんな中、つかの間をぬって、論文執筆におわれはじめる前に、
クラスメートとロンドンに行ってきました。
先月も2泊3日でビアトリクス・ポターの湖水地方に旅行したのですが、
そのこともブログにあげられないままです。
(そしてウィンダミアではめぼしい本屋さんを訪ねることができませんでした。)
とりあえずまずは、直近のロンドンのおはなしから・・・。
今回は、キングス・クロスの近くにある
ハウス・オブ・イラストレーションというところへ行くときに出逢った
素敵な屋さんをご紹介します。
子どもの本の専門店ではありませんが、
なんと、カナルに浮かぶボートの本屋さんです。
ロンドンはキングス・クロス駅に沿ってのびるヨーク・ウェイという通りを、
カナルのある方向へ進み、カナルを越えてすぐの開けた場所を左手に入ると、
ハウス・オブ・イラストレーションの建物が見えてきます。
(ここのおはなしはまた今度!)
ボートの本屋さんはそのすぐ左手のカナルでお店を出していました。
私たちがみつけたときは(本当に「みつけた」という表現がぴったりです)、
ちょうど店主のパディさんが開店準備をしていたところでした。
私の友人は大変に気さくで、
私がちまちまグーグルマップで行き先を調べている間に
そのへんの人からあっさり情報を得るという特技をもっています(!)が、
(マッティは今日も憂鬱を自分と重ねる私としては、うらやましい限りです・・・)
ここの店主さんも友人と負けないくらい気さくな素敵な方でした。
なんというか、話した瞬間に、するっと垣根がなくなるような、
そんな空気感を自然とつくれる方です。
垣根を越えるのではなく、垣根が「ない」という言い方がぴったりだと思います。
そして、さらっとボートの説明をしてくれました。
カナルにはこんな感じで☟色とりどりのボートがたくさん浮かんでいますが、
これは屋根の低いブリティッシュ・ナロウ・ボートというのだそうです。
(ここのカナルの雰囲気は、ぜひロンドンで一度味わってみてください!)
でも、こちらの本屋さんが使っているボートはオランダ製のものだそうです。
さすが、運河の国オランダ製ですね。
お店にもなるんですね。お店の上部のオープンスペースが素敵です。
味わいの深い木のぬくもりに、クリーム色の色合いが絶妙です。
前は2週間に一度場所を移動していたそうですが、
今はここで本屋をしているとおっしゃってました。
移動図書館みたいに、移動本屋さんになれちゃうんですね。
すごい。
なので、「2019年5月現在の情報としては、
キングス・クロス近くのカナルにいらっしゃいました」
というのが正しいですね。
さて、気になる店内。
「今ちょうど店を開けるところなんだ。
中をどうぞ見て行って。」
わくわくのボートの本屋さんの店内は次回につづきます!
(論文執筆の息抜きに、これからは毎日少しずつ更新したいと思います。)