よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

フィンランドからひさしぶりの更新!

先週無事に論文を提出して、

昨日からフィンランドに観光にきています。

1週間前の今日が論文のしめきり日だったなんて信じられないほど、

あれから1カ月くらいは時間がたったような気がします。

それまでは1週間なんてあっという間で焦っていたのに。。。

 論文では、3作品をあつかい、

それぞれの作品の出版年が10年ずつ隔たっているので、

約3か月間、30年分の時をそれぞれの作品とともにすごしたような、

そんな濃密な時間でした。

特に、最後の1冊について書くのは、

いろんな背景や、自分の想いとのかねあいもあって、

なかなか苦しい作業でした。

そんなはなしは、またゆっくり書こうかと思います。

今はとにかく!フィンランドです!!

数年前からフィンランドに行きたいとずっと考えていて、

以前一度計画してみましたが、

仕事中に急な体調不良に見舞われて、

急遽旅行を中止した、という、にがい経験があります。

なので、ここにこられたことが、一層ひとしおに感じます。

 

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エジンバラからフィンエアの直行便できましたが、

チェックイン・カウンターの列には、ヘルシンキ経由で日本や北京へ行く日本人と中国人がたくさんいました。

カウンターで職員の方に「どこまでですか?」

と聞かれたので「ヘルシンキです」と答えたら、

「他の目的地は?」と聞き返されたので、

私の目的地はヘルシンキなのだ!

という思いとともに、

「No❗️」と胸をはって答えました(笑)

 

そして、飛行機の中で、

まず、「ん???(・・)」と思ったのが、

このかわいい紙コップとナプキン!

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これってもしや、、、と思って、

くるっと回してみたらmarimekkoの文字!

出た!マリメッコ~!!(≧▽≦)

と心の中で興奮しました。

 

さて、ヘルシンキ・ヴァンター空港、、、といえば、

水曜どうでしょうの珠玉のヨーロッパ・リベンジの終着地点、

というイメージが私はありますが(笑)、

入管では、日本・韓国籍旅券保持者専用レーンがあって、

入国もとてもスムーズでした。

アジアとヨーロッパをつなぐ北欧路線として、

力をいれているんだな、というのを感じました。

日本人もたくさん見かけました!

留学中は日本人はかなりのマイノリティだったので、

(日本人だっ!)といちいち反応してしまいました。。。

 

「電車で中央駅までとても安くこられるよ」と

air b&bの方が教えてくれ、

空港から市内まで34分で移動できました。

車内もとてもきれいです!

(イギリスの電車内はきたないです。。特にローカル路線は。)

また、空港の電車の乗り場までに、

無料の地図や案内がたくさんおいてあるので、

とても便利です。日本語のものもあります。

GoogleMapさえあればどこへでも行ける時代になりましたが、

GoogleMapって、どことなく、

旅をしている実感を削ぐ部分もあるのかな~、、、

などと、ひさしぶりに紙の地図を見ながら

今日一日散策をしていて思いました。

散策ルートや無料の市内地図など、

トーベ・ヤンソンゆかりの場所しか調べてこなかった私(^-^;としては、

ありがたいな~!と思いました。