よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

フィンランド5日目:ポルヴォー日帰り①

今日はヘルシンキからバスで1時間弱の街、

ポルヴォーへ行ってきました。

パステルカラーの街並みに感激しました。

タリンが、

それこそ安野光雅さんの絵のような、

おとぎの国的な街並みだとするなら、

ポルヴォーはもう、ほんものの絵本の街のようでした。

 

ポルヴォーへはバスで行けると、

スオミの旦那と一生一笑【フィンランドブログ】

拝見したので(こちらのブログが☝今回の旅行でとても役立ちました!情報満載で、予定も立てやすいし、交通機関の利用方法もとてもわかりやすかったです。感謝!)

バスを2日前に予約しました。

Onnibusという会社です。

土曜日に行こうかと思っていましたが、

平日の方が3分の2程度の金額です。

(ただし、月曜日は閉まっているお店もところどころありました)

勘違いの天才である私は、

はじめKampi centreのバス乗り場へ着いたとき、

電光掲示板にPorvoo行きのバスがなくて

焦りました。

と、そこで乗り場が50番台なことに気がつき、

他に乗り場があるのでは、、、と思い、

こちら☟の案内を頭上にみつけて、

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何となく、下のスウェーデン語表示が

長距離バス的な意味かな、と思い、

さらに下の階へ降りてみました。

(※ 上の長いフィンランド語の1単語が、スウェーデン語だとplatform for なんとかtrafficなのだな、というのが判別できるかと思います)

 

そして、下の階の電光掲示板には、

しっかりとPorvoo行きのバスの表示が。

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複数の会社が運行しているようなので、

バス会社も乗り場の案内で確認します。

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私はフィンランド語は全くわかりませんが、

田中克彦さんの『言語学者が語る漢字文明論』というかなり熱く、イデオロギッシュな本の中で、

田中先生がフィンランド語を勉強したときの話を語られています。

実はフィンランド語も大きなくくりでいうと、

ウラル・アルタイ諸語というグループに入るらしいです。

(「も」というのは、日本語もこの語族の遠い親戚関係に含まれるからです。)

ですので、アルファベット表記であっても、

英語や他のヨーロッパ言語と語源に共通性がない場合は、

字面から単語の意味が推定できません。

その点、スウェーデン語からの方が

ある程度推測しやすいこともあるんですね。

勉強になりました。

ドイツ語を習われた方なら、

ここでの“サバイバル能力”がもっと高くなるかと思います。

 

ポルヴォーではなんと、

日本の、みんな大好き(?)柴犬さんに出逢ったり、

雑貨屋天国で散財の危険もありましたが、

それは明日にいたします。

くたくたで、今日はここまで〜