今日はヘルシンキからバスで1時間弱の街、
ポルヴォーへ行ってきました。
パステルカラーの街並みに感激しました。
タリンが、
それこそ安野光雅さんの絵のような、
おとぎの国的な街並みだとするなら、
ポルヴォーはもう、ほんものの絵本の街のようでした。
ポルヴォーへはバスで行けると、
拝見したので(こちらのブログが☝今回の旅行でとても役立ちました!情報満載で、予定も立てやすいし、交通機関の利用方法もとてもわかりやすかったです。感謝!)
バスを2日前に予約しました。
Onnibusという会社です。
土曜日に行こうかと思っていましたが、
平日の方が3分の2程度の金額です。
(ただし、月曜日は閉まっているお店もところどころありました)
勘違いの天才である私は、
はじめKampi centreのバス乗り場へ着いたとき、
電光掲示板にPorvoo行きのバスがなくて
焦りました。
と、そこで乗り場が50番台なことに気がつき、
他に乗り場があるのでは、、、と思い、
こちら☟の案内を頭上にみつけて、
何となく、下のスウェーデン語表示が
長距離バス的な意味かな、と思い、
さらに下の階へ降りてみました。
(※ 上の長いフィンランド語の1単語が、スウェーデン語だとplatform for なんとかtrafficなのだな、というのが判別できるかと思います)
そして、下の階の電光掲示板には、
しっかりとPorvoo行きのバスの表示が。
複数の会社が運行しているようなので、
バス会社も乗り場の案内で確認します。
私はフィンランド語は全くわかりませんが、
田中克彦さんの『言語学者が語る漢字文明論』というかなり熱く、イデオロギッシュな本の中で、
田中先生がフィンランド語を勉強したときの話を語られています。
実はフィンランド語も大きなくくりでいうと、
ウラル・アルタイ諸語というグループに入るらしいです。
(「も」というのは、日本語もこの語族の遠い親戚関係に含まれるからです。)
ですので、アルファベット表記であっても、
英語や他のヨーロッパ言語と語源に共通性がない場合は、
字面から単語の意味が推定できません。
その点、スウェーデン語からの方が
ある程度推測しやすいこともあるんですね。
勉強になりました。
ドイツ語を習われた方なら、
ここでの“サバイバル能力”がもっと高くなるかと思います。
ポルヴォーではなんと、
日本の、みんな大好き(?)柴犬さんに出逢ったり、
雑貨屋天国で散財の危険もありましたが、
それは明日にいたします。
くたくたで、今日はここまで〜