よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

少しこのブログに関係のないおはなし⑤:人間の本領

おとといの記事を書いたあとで、

YouTubeのRecommended for youで出てきた動画に、痛く感動してしまって、泣きそうになりました。

 

新日本フィルのパプリカの演奏動画です。

 

youtu.be

 

ちょっと前に報道もされていたみたいで、そちらは私は見ていないのですが、この動画を見られたのはYouTubeがリコメンドしてくれたおかげです✿

この感動に似たものがそういえばあったな・・・、と思い出したのが、

九州新幹線全線開通のコマーシャルです。

2011年3月11日がCMの解禁日だったために、結局、その日のうちに打ち切られましたが、これもYouTubeで見ることができました。

(そのときは、もう、号泣しました。)

 

コンサート会場で聴くのとは少し違う感動があって、

それはどうしてかなぁ、と、思っていたら、

《一人一人がこうして合わさっています》というのが、

舞台上にいるオーケストラを見ているよりも、

よけいに伝わってくるからか~( ノД`)、

とわかりました。

 

ひとりひとりが独立した宇宙をもっていて、

それが響き合って世界が構成されていることが、

よく伝わってくるから。

 

ひとりひとりの物語が合わさって

世界が動いていることが、

よく伝わってくるから。

 

もっと単純に言えば、「人」ではなくて、

「人間」としての本領を感じるから、

かもしれません。

 

そしてそれがどんなにステキなことか、

音楽は芸術のなかでも、

最も伝える手段に長けているから。

 

それが、泣けてきてしまう理由かもしれません。

 

芸術家への支援を表明しているドイツの文化大臣が、ニュースで言ってました。

「文化は必要不可欠なものだ」と。

今のこの状況のために、新日本フィルが募金を募っているそうです☟

www.njp.or.jp

外出も控え、立ち寄るのはスーパーばかり(ーー;)な毎日ですが、こうしてネットの中で持ち寄ることや、助け合うことができるのは、ありがたいことだなぁ、と思います。

 

昨日、何度もくりかえし聴いてました。

「最終日」の前までの動画も全部見ました。

今朝もききました。

そのたびに、どんどん元気が出てきます♪

 

この動画をきっかけに、YouTubeは、他にもたくさん、世界中の同じような演奏をリコメンドしてくれています。

でも、このタイトルに、「テレワーク」とつけているのが、可愛くて好きです。

‘これは「テレワーク」です’

という真面目さが、日本人ぽくて、なんだか可愛いです^-^

今日も聴いてます♪

 

 

✿ 

この動画の下に出てくるコメントも合わせて読むと、さらに感動です。

このウイルスをきっかけにして、

世界はもう完全に、

「マルチリテラシー」「トランスリテラシー」の時代に突入するんだなぁ。