よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

四条の文化財なお店③

の続きです。

 

5階まであがると、

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「子どもの本の専門店 メリーゴーランド」の文字。

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ギャラリースペースと店舗スペースとあり、

古いビルなので、スペース自体は比較的小さめかもしれませんが、

その分、お店の空気感というのが凝集されていて、

ビルの雰囲気とあわさって、懐かしさを感じさせます。

(例によって、店内のお写真はありませんが、有名店なので検索すると素敵なお写真がざくざく出てきますので、そちらをご覧ください・・・。)

 

 

 きっと常連さんやギャラリー関係のお客さんも多いのでしょう。

店主の方は、お知り合いのお子さんに絵本を買いたい、というご相談などに乗られて、

さまざまな絵本を推薦されていました。

 

気に入った絵本は、子どもは何度も何度も読みますから、

この子はどんな絵本が好きかな、これなら気に入るかな、と想像しながら選ぶ時間の、

なんてあたたかいことか、と思い、そんな時間にいつも感謝しながら絵本を選びます。

そうして選んだ絵本が「お気に入り」に加わってくれたときは、さらに喜びがあります。

選ぶこと、読むこと、お気に入りになること、お気に入りだったなぁ、と思い出すこと。

そういう時間それぞれにそれぞれの楽しさがあって、

人生にわくわくするものを与えてくれるのも、

児童文学の豊かさのひとつ。

 

入って手前左手(だったかな、行ってからだいぶ時間が経っています)に、

お店のそのときのお薦め本が並んでいたので、じっくりチェックしました。

カードや小物、児童書だけでなく大人用の読み物も面白い品揃えでした。

 

ビルがもつ落ち着いた雰囲気の中で本選びを堪能できる。

それだけでぜいたくなお店だなぁ、、こんなお店のある京都、やっぱりいいなぁ、、と思っていました。

 

建物、お店すべて含めて、多くの人に愛されているお店であることが実感できました!

 

京都のお店は他に2店訪ねたので、まだまだ続きます。

 

#児童書専門店 #子どもの本 #メリーゴーランド #京都四条