さて、ポルヴォー日帰り旅のおはなしのつづき。
を、書こうとおもっていましたが、
今日、最終日にして非常に残念なことがあって、
(いやな思いをしたとかではなく、単純に、自分のタイミングが悪く、絶好のチャンスを逃したことに気がついてしまっただけです。今日は、クラスメートがヘルシンキに住んでいるという友人にわざわざ聞いて教えてくれたシベリウス公園にあるすてきなカフェで夕暮れを見ながら、美しい景色とともに最終日を終えました。ただ、例えば、あのときああだったら、120の良さが待ち受けていて、それを逃したとはいえ、90-100点満点の現実が、120を知ってしまったがために、結局その100もなんだか、、、60くらいに感じる、という不思議な現象を味わっているだけです。)
ポルヴォーのつづきを書くにも、
身が入らない。。。。
気をとりなおさず、もうやけくそのように、
写真をばしばし載せます。
ポルヴォーでもきっと無料の地図がどこかで手に入るはず、、、と期待をしていたので、全くリサーチをしていませんでした。
バス停を降りると、
Old Townという矢印の標識が目に入ったので、
それに従うことにしました。
地図はお店屋さんやインフォメーション・センターで手に入ります。
絵本の中に入り込んだような街並みでした。
ミュージアム裏の家は、
誰かが手描きで描いたラインを
そのまま家にしたかのように、
ちょっとゆる~くゆがんでいておもしろかったです☟
ミュージアムの前は広場になっていて、
マーケットが出ています。
(まだ午前中なので人もまばら)
この☟マーケットに面したギフトショップと、
アンティーク食器のお店は、
(ダメだ、、、散財する、、、)と思ったほど
目うつりしてしまいました。
古切手を利用したマグネットがかわいかったです。
ヤンソンの挿絵の切手もありました。
お土産をだいぶ買いました。
切子のグラスも買ってしまいました。
マーケット前のカフェで、
キッシュとラテでお昼をとったあとで、
(キッシュがたこ焼きと並んで大好物で、見かけたら必ず食べます。サーモンとどちらにするか悩んだら、ひとかけ分のサーモンキッシュが乗ってました(笑)ヘラについていたのでしょうね。)
なんとなんとなんと、、、、
黒柴さんに出逢いました!!!
(このことを思い出すと、今日の落ち込みから少し救われます)
実は実家で黒柴を飼っていて、
柴犬がいるとついつい目で追ってしまいます。
さわらせてもらったら、まだ毛がやわらかかったです。
女の子だそうです。
今年、日フィン国交100周年を記念して、
"Shiba Party"を開いたそうで、
近隣の柴犬の仔犬が勢ぞろいして、
地元の新聞に載ったそうです。
飼い主さんが一生懸命英語を探しながら話してくれました。
(こういうとき、英語でついつい旅行してしまう傲慢さに、申し訳ないなぁ、と、頭をたれる思いがします…。)
フィンランドでも、柴犬が増えているなんて、
懐かしいような、不思議な気持ちになりました。
さて、タリンの教会の重厚感がすばらしかった、
と2日前に書いたばかりですが、
ポルヴォーの街の教会が、私はたぶん
今まで訪ねてみた教会の中で一番気に入りました。
この☟メレンゲのような外壁と屋根の素朴さ、
どっしりとした“塊”のような存在感をもっているのに、
白と屋根とレンガの色あいに、
ふわっとした軽さも同時に感じさせます。
ちょっとなんだか、
存在感として児童文学っぽい、
と思ったというか。
文学と建築が例えとしてつながるかは
わかりませんが。
この教会の周辺に、パステルカラーの家並みが広がっています。
防寒用の二重窓の間の空間を利用して、
どのおうちもイッタラやリーヒマキのガラス製品や、置物、人形などを飾っていて、
目に楽しく、美しかったです。
ギャラリーみたいでした。
監督管区に出たところで、
塀を職人さんがペンキ塗りしていました。
それをジロジロ見ながら、
この人はきっと、
この街のすべての色を取り揃えてるんだろうなぁ、
と、思いました。
(そんなおはなしがあったらステキでしょうね♪)
ここの☟お店は、子供用品店なのですが、
ドールハウスが売っていました。
大学の先生が言っていたには、
ブログにドールハウスの写真を載せているらしいのですが、
見つけられていません。
本物は結構大きいんですね。
帰りは18時半出発のバスを予約していましたが、
もっと早くヘルシンキへ戻ってもよかったかもしれません。
夕暮れになってくると観光客も減ってきて、
観光地の「きらきら感」が急速になくなり、
さびれて見えてきてしまうのです。
不思議な街でした。
もっと早く戻る便にしていれば、、、と、
今日の落ち込みとも関係するので、
つくづくそう思います。。。。_| ̄|〇
バスの時間まで、ここの☝︎赤レンガのバーで
ビールとサーモンパイを食べて待ちました。
川辺のボートの上が人気のテーブルのようですが、
中の雰囲気も素敵でした。
英語で隣のテーブルで話していたことが聞こえてしまい、その女性の娘さんの身の上話的なこと、最近の若者の話をえんえんと語っていて、
こっちまでくさくさしてきてしまったので、
私は一人で1階の中のテーブルにうつりました。
すると、18時ちかくになって、
地元の人が続々と一杯やりに入ってきて、
近くのテーブルでおじいちゃんが一人で新聞読みながらビールを飲んでいたりして、
ちょっと仲間入りができたようで、
楽しかったです。
2階も見に上がってみました。
2階もよさげでした。
以上、
ポルヴォーはまるで絵本の街でした。
明日の便で帰国したら、
今度はいよいよ!あの!
ミュンヘンにある子ども図書館へ行きます!