よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

ガーディアン紙の記事から・・・

ここのところ、Julian Is a Mermaidという絵本の紹介と、その邦訳出版のためのクラウドファンディングを紹介していましたが、昨日、LGBTQ関連で、こんなガーディアンの記事を見つけました。

 

 

こちらです。

www.theguardian.com

 

私はこのPrince & Knightという作品を知らないのですが、アメリカのウェスト・バージニアの公立図書館の本棚から取り除かれてしまったという内容の記事です。

 

世の中の新しい風潮にこんなふうに公的に逆行できることに驚きますが、確かに、ハリー・ポッターですらキリスト教系の団体が、「魔法」を描いた物語は子どもの害になる、として、アメリカの図書館からハリー・ポッターシリーズを取り除くべき、などと訴えたくらいですから、こういったこともあるのでしょうか。

 

作者は、「読んだ子どもたちをゲイにしかねないと懸念する人は、すべての大人のゲイはストレートのロマンス物語ばかり読んで育ったことを思い出すべきだ」と反論しています。

昔、北野たけしも何かのインタビューで、

外国人の記者から、あなたの映画の扱っている過激な暴力によって、社会に悪い影響を与えるとは思わないのか、ときかれたから、じゃあ平和を訴える映画で世の中平和になってるかい?と逆に聞き返した、

というようなことを言ってました。

 

こうしたジャンルの本がいかに本棚という「居場所」を見いだすまでが大変か、ということですね・・・。

 

★絵本『Julian Is a Mermaid』の邦訳出版プロジェクトのサイトはこちらです☟★

greenfunding.jp