よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

(ギリシャ)アテネの本屋②

(ギリシャに行った際に訪れたアテネの本屋に関する記事①からの続きです。) 最後に行った1件は、Bookshop Lemoniです。 古代アゴラに面したプラカとは反対側の通り、アポストル・パヴルウ通りから古代アゴラを背に二股に延びる坂道があるので、右の道を選…

(ギリシャ)アテネの本屋 ①

児童書の専門店のことなどを書いていきたいとブログを始めましたが、 その最初で、後々、海外の本屋のことも書けたらいいなぁ、と考えていました。 早速にもギリシャへ行く機会があったので、アテネで本屋さんを2件ほど、本屋兼カフェを1件ほど見にいって…

よむためにうまれて―nati per leggere①

「よむためにうまれて」 実はこのタイトルは、『ボローニャ・ブックフェア物語』(市口桂子著/白水社)の中で見つけたものです。 絵本や子どもの本が好きな人なら「ボローニャ」の名前を聞いたことがあるかと思いますが、 イタリアのボローニャで毎年開催さ…

よむためにうまれてーnati per leggere②

(※前回の、『ボローニャ・ブックフェア物語』(市口桂子著)の中からブログタイトルの言葉を拝借した話「よむためにうまれてーnati per leggere①」の続きです。) ブックフェアの成り立ちもさることながら、この第四章も非常に面白いです。

浜辺の街で絵本とヨットに出逢う(番外編)―キャプテン・フリントに学ぶ人生の極意

さて、ツバメ号さんのお店の名前の由来になっているのが、アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』だとのこと。 お店にも、もちろん、ツバメ号シリーズの本が並んでいました! その『ツバメ号』の物語の中で、船長(キャプテン)フリントが大事な原稿…

浜辺の街で絵本とヨットに出逢う ②

ツバメ号を出ると、海からの風が強く吹いていて、 左へ行けば津久井浜駅へ戻りますが、右へ下って海を見てから帰ることにしました。 道なりに直進すると、海辺の街らしく民家の塀が低いのが目につきます。 突き当たりのT字路の信号のむこうに、横須賀の海の…

浜辺の街で絵本とヨットに出逢う ①

「うみべのえほんや ツバメ号」さん、海沿いの町にあるすてきな絵本屋さんのご紹介記事です。

はじまりの頁

子どもの本の周辺のことなどを、書いていこうと思います。 児童書の専門店の探訪記録など。日本だけでなく海外の書店の話も交えていきたいという野望もちょっぴりあったりします。 子どもの本の専門店がある、というのは、それだけで一つの豊かさの指標のよ…