よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

今年の3冊

All that is gold does not glitter, Not all those who wander are lost; The old that is strong does not wither, Deep roots are not reached by the frost. From the ashes a fire shall be woken, A light from the shadows shall spring; Renewed sha…

追記と、原宿で思い出した絵本のはなし

昨日の記事に書き忘れていましたが、イランの絵本の原画展は明日までです。

イランの絵本と靴下展に行ってきたはなし

原宿にある絵本の読める喫茶店SEE MORE GLASSで開催されていた「イランの絵本と靴下~『わたし、ボタンがこわいの』の原画とともに~」展に行ってきました。

なんにもごようはないけれど

前回の記事のついでに、もうひとつ。 上野の駅が改装工事が終わってきれいになっていますね~。

嗚呼、昭和生まれ。

... every beginning, every operning page, has in it an echo of what has gone before. Literature is a chain in which every link is connected to the one before it and the one after. And so is life. ——— by Susan Cooper 国際子ども図書館でやっ…

師走とはよく言ったもので・・・

どうして12月というのは、よく分からないけど、あたふたしてくるんでしょうか。 全然更新する暇がなく、ここ半月くらいはとにかく細々したことは全部後回し!みたいな日々でした。日常って「細々」の積み重ねなんだなぁ、と思いました。 こういうバタバタ…

成績表を取り寄せる(到着!)

前回の記事で、成績表をイギリスから取り寄せています、と書きました。

成績表を取り寄せる(何日かかる?)

大学院の成績表と卒業証明書が必要になり、イギリスから取り寄せています。

nothing but teeth:『嘘の木』by フランシス・ハーディング

"Choose a lie that others wish to believe." ――フランシス・ハーディング『嘘の木』

買いたくてうずうずしてしまっている絵本

今年は、外出自粛の影響で児童書の売り上げが伸びたみたいですね(すでに今年のはなしを過去形でする気分になるこの頃(笑))。

ショーン・タンの世界展に行ってきたはなし

横浜のそごう美術館で開催されていた「ショーン・タンの世界展」へ行ってきました。

ボローニャ展に行ってきたはなし

4連休中に板橋区立美術館で開かれているボローニャ展に行ってきました。

イランの絵本展に行ってきたはなし(いろんな国の本について)

久しぶりに展示を見に行ったおはなしです。 といっても、火曜日で終了したのですが(爆)。 こうして外へ出歩いたはなしが出来るようになってきたのも、とても感慨深いものがあります。ウイルスに感染しないように、そして猛暑を避けつつ、日常の中にささや…

A face of your own:『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ 』by アンジー・トーマス

"What's the point of having a voice if you're gonna be silent in those moments you shouldn't be?" ーアンジー・トーマス『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』

古いポンド紙幣を交換してみたおはなし

某銀行の口座開設で、留学中、もう一つ便利だったことがあります。

留学情報をふりかえって

アプリでブログを開くと、下の方に、よくアクセスされるタイトルが出てくるのですが、それがどうも、児童文学を学ぶための留学の大学列挙編が多いらしいと最近気がつきました。

(タイトルはありません。)

経済や法律も含めて人間の決め事はいつ変わるかわからない。だから、あまり執着しない方がいいです。人間の社会はそれ自体がヴァーチャルで、「自然」に対しては「嘘」だから、ルールは大事だけど決め事を中心に考えるのは好きじゃない。 ―楳図かずお「戦争…

終わった・・・

以前からネットで毎日少しずつ公開されていたJ. K. ローリングの最新作が終わりました。

たがいの影に②

前の記事のTales From The Inner Cityについて、 ショーン・タン本人が語っている記事があるので、 いちおう、いちおう貼っておきます。

たがいの影に:『テイルズ・フロム・ジ・インナー・シティ』(by ショーン・タン)

Where can we live if not in each other's shadow? ーTales From The Inner City by Shaun Tan だいぶ久しぶりの更新。 今月、イギリスのケイト・グリーナウェイ賞とカーネギー賞が発表されましたが、ケイト・グリーナウェイ賞を、あのショーン・タンが受賞…

(訃報)マーガレット・ミーク

マーガレット・ミーク(Margaret Meek)の訃報記事を今朝読みました。 先月4日亡くなられたらしく、95歳だったそうです。

物凄くこのブログに関係のないおはなし⑦

生きているっていうことは、 わかれわかれになっても、 また会えるってことなんだ ―前川康男『ヤン』より

水平線をささえる

水平線というのはバニシングポイント。 船から見ても高い山から見ても、必ず目の高さにある (略) そこが本と似ている気がする。 どんな場所にいても本があれば、 頁をめくることで私たちは"いま・ここ"とは違う場所に入り、楽しめるのだから ―『「本をつ…

あなたの手のぬくみ

昨日の満月は煌々としていて見事でした。 でもなんとなく、東京で見る満月は、大きいのか小さいのか近いのか遠いのかわからない・・・。 ビルの上にあがる満月が、ほかの光よりもきれいで明るいのですが、本領発揮、という風景ではないなぁ、残念だなぁ、と…

言葉収集癖とお気に入りのノートたち

時には、言葉は思い出にすぎない。 だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。 ― 寺山修司

われに5月を

「自由」は「・・・から」逃れることではなく、 「・・・へ」向うということである。 (略) 自由を軽蔑する者は、 軽蔑に価する自由しか手に入れることができないのである。 ― 寺山修司『ぼくが狼だった頃―さかさま童話史』

絶対に消してはいけない

人と人との“絆”こそが街の本屋の真骨頂だったのである。 ―長岡 義幸『「本を売る」という仕事』

それでも元気にならないときには

(略)<シフト>を実践し、自分の働き方の未来に責任をもたなくてはならない。 そのためには、不安の感情に対する考え方を変える必要がある。 自分が直面しているジレンマを否定するのではなく、強靭な精神をはぐくんで、ジレンマが生み出す不安の感情を受…

元気になる方法

自分が元気になりたいと思ったら、そのたったひとつの方法は、まわりの人たちを元気づけてあげることだ。 ー ジョージ・マクドナルド『北風のうしろの国』(脇明子訳)

ひるまの公園

昨日、夜の公園のことを書きましたが、今日から公園の遊具は使えなくなりました。 いつもは朝から子どもの声でいっぱいなのですが、 今日は、ちらほらとしか子どもがいません。