よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年をふりかえる

今年読んだ本のランキングなどしておこうかと思いましたが、 とてもランキングできない・・・ とあっさりとあきらめまして、 今年もいい本に出逢ったなぁ、と印象に残っている本をとりとめもなく、列挙していこうと思います。

しあわせな休日

(!ちょっとバタバタしていたら、書き終えた記事を公開にするのを忘れて下書きに入れっぱなしにしていました(-_-;) 12月かと思うと自分で自分をマネジメントできなくなってくる〜。これは年度末にも意味無く感じる焦りと同じです。あ、自分きっと死ぬとき…

ピーター・シス展@練馬区美術館

たらら~ん♪ 行ってきました、ピーター・シス展! 練馬区美術館の企画展はなかなかおもしろいらしい、というお噂はかねがね聞いておりましたが、その練馬区美術館でピーター・シスの原画を観られるとは。光栄でした。

20年

週末は、9.11から20年というニュースをあちこちでやっていましたね。

はい、好きです。(笑)

人間というものは、人間が好きでしょう。(笑) ――司馬遼太郎 『司馬遼太郎対談集 日本語と日本人』より

魔法の近似値

8月がもうあっという間に半分終わっていきそうで、焦っています。

願わくばちいさなタグボートのように

最近ひらいた絵本から、こちらも大感動の一冊。

ピーター・シス勝手にランキング

というわけで、ピーター・シスの作品を勝手にランキングしてみたくなりました。

TIBET Through the Red Box by ピーター・シス

これ、すごい絵本です。

(続)ピーター・シスにはまる。

例えば。

ピーター・シスにはまる。

最近では、何かにはまって、いわばobsessedな状態になることを「沼」と称するらしいですね。 だとすればこれも「沼」と呼んでしまっていいのかもしれない。

おすすめ原画展

緊急事態宣言が解除されて、巨大魚みたいな例の措置に変わるんですね。

楽しむことだけでいい。

行ってきました、国宝ちょーじゅーギガ展!

『夢見る人』:熾火が赤々と、石畳の道を堂々と

「ムナフオタテドリ」とググると、右側にはに英語版ウィキペディアが表示され、ちょうどロビン(コマドリ)のような胸元がオレンジ色の可愛らしい鳥の画像がでてくる。 タイトルには、 Chucao tapaculo という名前。

訃報に寄せるじゃじゃこんまつり

エリック・カールの訃報で5月が終わっていくけれども、

もうそれだけで何かの必殺技

鳥獣戯画展が緊急事態宣言とともに見られなくなってしまって、先日、本屋に立ち寄った際に、鳥獣戯画特集本の小さなコーナーがあったので、別冊太陽などパラパラと立ち読みしたら余計に見に行きたくて何だか気分も「絶望的」になってしまってよくなかったで…

光の速度で去っていくゴールデンウィークに手をふりながら

ゴールデンウィークが終わっていきますね。 長めの休みがあるときは、全然普段読まないようなジャンルの本を純粋な楽しみのためだけに読むようにしています。 その方が、「今、わたしお休みとしての読書時間を楽しんでる」と明確に自分に味わわせてあげられ…

いや、もう、

4月が終わる。 4月の最終週が始まってしまった。 年度はじめって「年度はじめかぁ」ということに追いついているだけであっという間にすぎていき、そしてあっという間に夏になり、「ああ、一年が半分すぎた!」みたいになってるうちに、年末がやってくるん…

3月最終週のひとりごと。

今週末から4月ですね。

とりかへばや、自己と他者

日本に'長期滞在'している日数を順調に更新している日々。 ときどき、知らないうちに恐ろしく理解できなくなったこの国の貌を見たりしては(やっぱりまたここを脱出したくなる日は来るかもな)と思ったりしています。

ものすごく静かで、ありえないほど遠い

Sometimes I can hear my bones straining under the weight of all the lives I'm not living. —Extremely Loud, and Incredibly Close by Jonathan Safran Foer

芽吹く季節に:『なずず このっぺ』

「ぼくらは、体温三十何度かの血の流れているスピーカーですよ。」 と寺山修司は言っている。 この言葉もすごく好きです。

ガイドブックのすすめ

問うべきは「どこに行きたいのか?」ということだ。 そして、歩いていることさえ理解できれば、どこへ行きたいかということも、ちゃんと知ることができる。 ―—『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』より

in this skin, in this place, in this time

'Take their ways if you need them, [...] but don't forget your own.' — The Birchbarh House by Louise Erdrich

外は雪

ベストセラーになっている『スマホ脳』、読んでみました。

Out of the woods

『森のおくから』(ゴブリン書房)は、作者が小さい頃から聞かされていたおじいさんの体験を描いたものだそうです。

『動物よもやまばなし』

動物の本を手に取りたくて、最近ときどきあべ弘士さんの絵本を開いたりしています。

雲中一雁

今年も、年明け早々から決して明るくはないニュースばかりだなぁ、と思っていたら、そうした諸々の世の中の動きへの思いをなぎ倒すに十分な訃報が飛んできて、今はもう、そのさびしさでいっぱいです。

どんどんどんどん

数というものは無限にあって、ごはんを食べる間も、寝ている間もどんどんふえて、喧嘩が済んでも、雨が降っても雪が降っても、祭がなくなっても、じぶんが死んでも、ずうっとおしまいになるということはないのではあるまいか。数というものは、人間の数より…

蝶の羽音

緊急事態宣言前に、東京に戻ってきました。 (私の地元は関東圏なので、ほぼ通勤圏内の交通機関の移動で済みますが、とはいえ、緊急事態宣言となると、地元に戻ることも何となく「不要不急」になってしまいます。。。)