よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今こそ本を📚:お月さまから始まるカオスのつくられ方

世界が混沌としてきましたが、ファージョンの『ムギと王さま 本の小べや1』(岩波書店)の中に入っているおはなしで、「月がほしいと王女が泣いた」('The King's Daughter Cries For The Moon')というのがありました。

黒猫を再認識したはなし

昨日、テレビをつけたら「魔女の宅急便」がやっていて、 ちょうど、キキがトンボにパーティーに誘われるんだけど、 仕事が立てこんできて、やっと焼けたパイを届けるうちに雨はふってくるし、 ここからじょじょに魔女としてのスランプにおちいる、ていう場面…

今こそ本を📚:老いと死を考えさせるイタリアの児童書②

前回からの続きです。 (以下、結末ですのでラストを知りたくない、という方はご注意を。・・・まぁ、前回まででもう95%くらいのあらすじは書いちゃってますが(^-^;))

今こそ本を📚:老いと死を考えさせるイタリアの児童書①

ヨーロッパでの死者数が、止まらないなぁ、、、と思いながらニュースを見ていて、ふと、東日本大震災のときも、死者数が増えていく中で、途中から、命が数になって積みあがっていくことに慣れてはいかん、という思いが出てきたことを思い出しました。 その一…

もの凄くこのブログに関係のないおはなし④

東京の感染者は、発表よりも遥かに多いはずだ、と思っているだろうたくさんの人たちのひとりだ。 BBCラジオ5がやっている、リスナーからの新型コロナウイルスに関する質問に答えるコーナーが、日本のメディアよりもよっぽど役に立つなぁ、と思って聞いてい…

栞コレクション(イギリス編)

知らない間に旅先で買った栞がたまってきて、栞あつめが「趣味」とまでは言いませんが、なかなかなコレクションができはじめています。

ロンドン:Daunt Books

ロンドンの本屋さんで、もう一つ有名なところの記事を書いていませんでした。

もの凄くこのブログに関係のないおはなし③:百年単位の衛生観念

イタリアでは死者千人超になってしまって、イタリア人のクラスメートもいたから、とても心配。 それにしても、どうしてこんなに多いのだろう・・・と、ニュースを見るたびに考えていた。

心がガラス瓶に入ってしまったときは

3月11日。 四季がめぐって、一年という単位がくりかえされる地球というのは、本当によくできた星だな、と思います。 忘れないで、生きていくんだよ、と言ってくれているかのようです。 今日は、オリバー・ジェファーズの絵本から、この名作のおはなしをし…

もの凄くこのブログに関係のないおはなし②

一斉休校と在宅勤務があいまって、家の中で子どもが騒ぐ中で仕事をすることになる家庭が急増している、というニュースを先日テレビで見た。

海外の図書館 ― グラスゴー女性図書館

世の中は、ウイルスのはなしでいっぱいだけれど、今日は実は「国際女性の日」。 男女平等意識の強い某国では、職場で「女性の日おめでとう」なんて、メッセージをもらえたりしたなぁ、と思い出す。

もの凄くこのブログに関係のないおはなし

このブログは、子どもの本屋さんや、子どもの本のことを語らう人がまわりにいない・・・と思って、勝手にアウトプットできる場所をもつためにブログを始めただけなので、社会的なことなんかは、可能な限り、ジェーン・オースティンの小説並みにブロックされ…