よむためにうまれて

子どもの本のことを中心に、ひまができたときにのんびりと書いています。

子どもの本好きのロンドン旅行⑤ ―Foyles

今日は、ロンドンにある5階建ての大型書店フォイルズのおはなしです。

一緒に旅行した友人の知り合いと会うために立ち寄った書店ですが、

1階~5階まで、圧倒的な品ぞろえで、

とにかく時間がすぎるのを忘れてしまうほどでした。

 

外観です。

旗がひらめいていて、ちょっとした老舗のホテルのようなたたずまい。

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入口を入ってすぐの正面です。

Welcome to FOYLESの文字。入ってすぐの右手は文房具売り場です。

このまま直進すると、階下へ下る階段があり、

下れば子どもの本の売り場がかなりの面積で広がっています。

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ところで、ロンドンは日本ブームが到来しているのか、

日本関連の本や日本の作家さんの本も結構目立つ場所を占めていました。

とはいえ、子どもの本の売り場は、

基本的には英語圏の本全盛であることは変わりはないようです。

児童文学大国ですから、売れないリスクを冒して翻訳作品を紹介せずとも、

英語圏の作品で潤沢に市場が維持できることが理由なのだろうなぁ、

と思います。

というわけで、子どもの本売り場へ降りてみました!

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有名な各キャラクターがひしめきあっています。

 
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ピーター・ラビットやパディントン・ベアなどの“大御所キャラクター”用の棚です。

☟こちらは子どもの本売り場の中央をうつした写真。

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奥の書架もすべて、それぞれジャンル分けされた児童文学コーナーです。

かなりの広さだというのがわかるかと思います。

カラフルで元気いっぱいな雰囲気です。

☟さきほどの各キャラクターの棚の突き当りには、中二階にあがる階段があります。

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階段の足跡がかわいいですね。・・・でも片足だけ一直線。笑

・・・そこを上がると、絵本のスペースです☆
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クラシックの名作から、話題の最新作まですばらしい品ぞろえです。

特に、棚の一番上に飾られている作品の中では、左から4つ目、

淡いとき色のような表紙(フラッシュのせいで白光りしてしまっています)は、

Julian is a Mermaidという絵本です。

何冊か積みあがっていて、一押しなんだな、ということがよくわかりました。

とってもとってもステキな絵本です。

こうして他の絵本と並んでいると、表紙だけ見ても、

色こそあまり目立たないパステルカラーだけれど、

そのやわらかくてやさしい空気感が、絵本から何となく伝わります。

邦訳がすでに出ているかどうか確認できませんが、

すぐに出るんじゃないかな、と思います。

こちらの絵本は私も買って手元にあるので、

また今度ブログでおはなししたいと思います。

まずはFoylesの話に戻りましょう。

とにかくこの調子で、絵本コーナーはめくりだすと止まりません。

ここから離れるのが大変です。

他にも、理科系の絵本コーナーなど、

行けども行けどもさまざまなコーナーがつづいていました。
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今こうしてふりかえりながら写真を見ていても、

「あれ、この絵本開かなかったなー、どういう絵本だったんだろ」と

気になり始めて仕方がありません。。。

今は児童文学は大人の本以上に、本屋さんの売り上げを支える一大ジャンルです。

その象徴的だった現象がハリー・ポッターシリーズであり、

最近では、私も大好きなR.J. パラシオのワンダーですね。

 

さて、かなりの大型書店なので、本を探しだすとあっという間に時がすぎていきます。

足はつかれるし、目もつかれてきた、

小腹もへってきた気がする・・・

というときには、

5階のカフェで一休みができます☟

(お顔をぼかすアプリとかをもっていないので、

 ちょっと変な隠し方になってますが・・・(^▽^;)

 あれって皆さんどうやってるんだろう。。。)

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ランチタイムではありませんでしたが、なかなかのにぎわいでした。

でもやさしい方が相席でもいいですよ、と言ってくれたりして、

ロンドンではツーリストも冷たくあしらわれる、と聞いていた私たちは、

全然そんなことはない!ということを確かめることができました。

 

というわけで、ロンドンはFoylesのご紹介でした。

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