①のつづきです。
さて、留学を準備するにはさまざまな階段をのぼってゆくことになるわけですが、
それを非常にざっくりと書くならば、
1.留学に行くことを決意する/興味をもつ
2.留学する方法を調べる(費用、語学力、国、場所、必要書類など)
3.準備を始める
3-1.出願コースを洗い出す
3-2.必要な費用を知り、奨学金が要るのであれば奨学金への申込準備にもとりかかる
3-3.(必要に応じて)大学に、自分は出願対象になりうるか照会する
3-4.必要な語学力を知り、英語の試験を受ける
→目標に達するまでひたすら英語の勉強の始まり。
3-5.必要な書類の作成に取りかかる
3-6.推薦状の取り付けを始める
4.応募する
になろうかと思います。
さらに行く大学の要求する出願書類によっては、この順番は前後します。
最初に英語、かもしれないし、それと並行してエッセイの準備も必要かもしれませんし。
系統だって説明するには、多分私の情報は限定的な部分がたくさんあるだろうと思います。
というか、どなたのブログや記事や情報を読んだってそうだと思います。
もしも最も確かな一般的情報から始められたい方は、留学エージェントを訪ねることが一番早いかもしれません。
でも、そこからですら、
「一体留学エージェントって何だ?どこにあるんだ?いくらかかるんだ?」
と、やっぱりまずはインターネットで調べるしかないのです。
結局ブログで情報を提供する場合、
恐縮ながら自分が右往左往したことを書くしかない。
ただ、一つ準備に取り掛かる前にとてもお薦めな 本 があります。
今の時代、
留学情報なんてグーぐるさんに聞いてしまえば
莫大な量の情報を、
パワーショベルのようにどちゃっと
日本語から英語で書かれたものまで、
瞬時に検索して展開してくれます。
ですが、その膨大な情報、誰かの経験、意見、声、
それらをどうやって精査するの?
一体これはどれが一番近道なの?
ということは皆どうやって判断しているんでしょう。
溢れすぎてる情報で、私は正直最初、何をどうしたらいいのかよくわかりませんでした。
だけどやっぱり、濁流と化した情報を清流にする基本は本を読むことである。
と、言いたい。笑。
何ともアナログなことに、私は結局、てくてくと近所の図書館へ向かいました。
それまでに英語の勉強はすこ~しずつ、
だらだら怠けつつも始めていて、
図書館の学習スペースで大学受験時期ぶりに勉強してみましたが、
意外といろんな層の方々が勉強されていることに気づけて面白かったです。
その図書館で見つけた本が、
『大学院留学のすべて』(佐藤庸善/飛鳥出版社/2011)です。
振り返ってみても、この本を最初に読んだとおりの行程だったと思います。
留学を考えているさまざまな状況の人たちを想定して書かれていることがわかって、
とても親切な内容だな、と思いました。
年齢的にどうなんだろう、とか、
今の仕事から逃げたいだけじゃないか、とか、
社会へ出ずに留学を選んで大丈夫か、とか、
さまざまなことを考えたり悩んだりしながら決める人も多いと思うのです。
そういう人にとっても、後押ししてくれるようなことが書いてあります。
私はこの本の中の留学準備の行程表みたいなものがあったので、
そこをコピーして部屋に貼っておきました。
というわけで、まず第一段階で私がお薦めできる客観的情報は、
とりあえずこの本を読むこと。
です。
#子どもの本 #児童文学 #留学