世界が混沌としてきましたが、ファージョンの『ムギと王さま 本の小べや1』(岩波書店)の中に入っているおはなしで、「月がほしいと王女が泣いた」('The King's Daughter Cries For The Moon')というのがありました。
続きを読む今こそ本を📚:老いと死を考えさせるイタリアの児童書①
ヨーロッパでの死者数が、止まらないなぁ、、、と思いながらニュースを見ていて、ふと、東日本大震災のときも、死者数が増えていく中で、途中から、命が数になって積みあがっていくことに慣れてはいかん、という思いが出てきたことを思い出しました。
その一人一人には物語があって、一人一人を愛していたさらに膨大な数の誰かがいる、という事実に、報道が追いつかないだけだった、と。
日頃スキンシップをとってきた愛情の深い人たちにとっては、世界で最も大切で、最もこのウイルスに弱いと言われているおばあちゃんおじいちゃん、あるいはお父さんお母さんに、今こそハグをしたいけどできない歯がゆさ、切なさへの想像力をもちたいなぁ、と思いました。
きっと、つらいだろうな・・・、と。
そこで思い出したイタリアの物語があります。
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栞コレクション(イギリス編)
知らない間に旅先で買った栞がたまってきて、栞あつめが「趣味」とまでは言いませんが、なかなかなコレクションができはじめています。
続きを読むロンドン:Daunt Books
ロンドンの本屋さんで、もう一つ有名なところの記事を書いていませんでした。
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