よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

オックスフォード:Blackwell

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ここのところ冷たい雨がつづきますね。

写真☟に写っている学生たちが半袖で、見ているだけで寒いですが、夏のオックスフォードはこんなふうに学生と観光客で歩道を歩くのも大変なくらいでした。

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オックスフォード大学ボドリアン・ライブラリーの向かい側にあるBlackwell書店です。

ボドリアン・ライブラリーは、観光客の多さであっという間にその日の予約がいっぱいになってしまうので、ネット予約か、朝一で並んで予約を確保した方がいいです。

私はオックスフォードへ行った一番の目的がこの図書館だったのに、のんびり観光しているうちにその日の予約が埋まってしまっていました(泣)。悔やまれてなりません。。。


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その、のんびり観光しちゃってた理由の一つでもあった☝場所ですね~。

ところで、イギリスにいて文化的に違うな~と思っていたのが、ブックカバーをしない、ことです。

これは私にとっては非常に気になります。

作家さんでも、よく、自分の読んできた本がわかってしまうから、書棚を見せたくない、という方がいるみたいですが、その気持ちはよくわかります。私も自分の本棚を見ただけで自分という人間がそこにいるような気がします。

ましてや、通勤やどこかへ行く途中の車内で本を読むとき、ブックカバーをしない、なんてことは絶対にありえません。何を読んでるかわかってしまう、というのは自分の存在を晒しているかのような気持ちになります。

そのあたり、外国の方って、ブックカバーの文化がなくて凄いな、と思います。

もともとこうした有名店や個人商店でブックカバーをしてあげる文化がないのでしょうね。日本では、「あ、あの人の持ってる本、あの書店」と人の目につくことで、ブックカバーが百貨店の紙袋的な宣伝効果があるためにカバーをかけてくれるのでしょう。

しかも、日本に帰国して、持って帰ってきた本を本棚に入れようとしてあらためて気がつきましたが、本のサイズが結構バラバラなんですよね。

試しに平積みにしてみると縦や横の長さがばらばらで凸凹になってしまうんです。(これ本棚に入れるのめんどくさいんですけど(ToT))と思って、、、しばしそのまま平積みになってます(汗)。

でもこれだけサイズがばらばらだと、書店の人も、日本のようにブックカバーもかけきれないな、というのがよくわかりました。

 

そのかわり、イギリスの書店は栞をくれるんです☆

ネットで注文していても、栞がおまけについてくる確率がかなり高かったです。

そしてそして、オックスフォードへ行く数ヶ月前に、大学の授業の中で興味をもった本をネットで注文したら、実はそれがBlackwell書店から届いたのです。「実は」というのは、私はAbeBooksという古本と新品の在庫も両方含めて検索できるサイトを愛用していて、そこで検索をかけて一番安いものをいつも選んでいました。要は、値段を選べる仕組み的にはAmazonと全く同じです。でもAmazonだと送料が一律で決まってしまってますが、これは書店の指定している送料になっているので、Amazonで見つけるよりも安く手に入れられるのです。

それで、オックスフォードBlackwellからの商品だと知らずに注文し、知らずに受け取ったら、こんな可愛い栞がおまけでついてきたのです☟

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右の端に'Vintage edition bookmark'と書いてあるのがかっこいいですよね!( ̄▽ ̄*)

紙自体は、おまけですから、多少厚みがあるくらいで、たぶん10冊くらい読んだあたりで端っことかがすり切れてくるかな~、という程度の紙です。

でも、後日これを日本に帰ってラミネートしたら長く愛用できるかも~♬と思って、大事に取っておきました。

 

さて、私が上の写真でやりたかったことは、栞の場所に来ましたよ~、という写真が撮りたかったのです。
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栞の真ん中あたりのBLACKWELL'Sと書かれている絵が、左のBlackwell本店です。そしてその隣にあるのが、ボドリアン・ライブラリー新館です。

しかし。栞にフォーカスすると町並みがぼやけ、町並みにフォーカスすると栞がぼやける。どっちかしか撮れなかったのです(T-T)2、3回挑戦してあきらめました。。。


さて、店内はとってお落ち着いているのと、何となくですが学術的空気感があります。たぶんそれは気のせいで(笑)、いや、でも訪れているお客さんがみんな尋常じゃなく賢そうな雰囲気なんです(爆)。「作家か?」と思うような顔つきの方とかもいました。そりゃそうでしょうね。ある意味で、オックスフォードで研究しているということは、世界的な学術誌にばしばし発表しているでしょうから。

ですので、1階の店内をカシャカシャと撮りづらかったのです。。。

 

しかし、地下のこの☟四方をぐるっと囲んだ書棚の写真は有名です。
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それもそのはず、2階の廊下壁面の時計の左隣に、看板がありますが、ここに

PHOTO POINT

と書かれているのです。

撮れ、というか、撮ってよし、ていう場所なんですね。でもこうしてくれていると、写真も撮りやすくてありがたいです。混み合う1階に立ち止まってバシャバシャ店内を撮られるよりは、地下のここが撮りどころですよ、と言ってしまった方がいいのかもしれません。


ハッチャーズの記録で書いたVery Short Introductionsの棚がこちらです。
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すごい!もはや棚全体が抽象画のような色合いです。シリーズすべてがここで手に入ると思われます。

もちろん、児童文学も。

アルファベット順に並べられていて、Charles Dickens、Chemistry、Child Psychologyの次がChildren's Literatureです。

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ま、、、シリーズ全体で見たら児童文学は全然売れ筋ではないでしょう。ましてオックスフォードには児童文学のコースもないので、ケンブリッジより需要はないでしょうね。

でも。作家の多さでいうなら、オックスフォードですね~。特にファンタジー。 

 

そんな名所を巡った記録も、また別記事で書いておこうと思います。