よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

ピーター・シス勝手にランキング

というわけで、ピーター・シスの作品を勝手にランキングしてみたくなりました。

 

ランキングって楽しいですよね~。

うちの姪っ子もしょっちゅう、自分の好きな食べ物、好きな果物、好きな花、好きな人(←ここに常にランクインしていたい伯母)などなどのランキングを紹介してくれます。

TIBET Through the Red Boxと出逢ってしまったことで、「いや、これが今のところ彼の最高傑作だ!」と思ったらランキングしてみたくなったのです。

 

1位は、問答無用でTIBET Through the Red Box

もう、これは他の作家の絵本とならべても凄いですから。

そうなると2位はどれかなぁ・・・、『THE WALL かべ』か、『生命の樹』か、はたまた『三つの金の鍵』か。いや、ここは作品の内容の多様性に鑑みて、『THE WALL かべ』に3点差くらいで軍配をあげておきましょう。

2位は、『THE WALL かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』

3位は、僅差で生命の樹ということで。

4位は、個人的に『オーシャンワールド』です。あのクジラの女の子に何か特別賞をあげたいような気持ちにさせられますから。

そうなると5位も難しいですね。『三つの金の鍵』にするか、『星の使者 ガリレオガリレイ』か『飛行士と星の王子さま』か。

んんん。

5位は、『星の使者 ガリレオガリレイかなぁ。テーマとして、安野光雅の『天動説の絵本』とかぶるところがあって、天動説/地動説を扱ったものの双璧くらいにどちらもそれぞれにすばらしいと思うし、並んだときに双方をひきたてる気もするので、5位!

6位は、『三つの金の鍵』。あれ。『三つの金の鍵』はもう2位くらいからどこに入れるかの候補に上がっていたのに結局6位に入れてしまった(´・ω・)。たぶん、TIBETと比べると、ということですね。ほかの作品のテーマの多彩さを考えると、このあたりに落ち着きました。

7位は、『ロビンソン』。これもすごくいい。シスの使う構図のうまさがよくわかる作品。

8位は、『飛行士と星の王子さま

9位は、伝記物のコロンブスを入れたいところですが、すでに伝記物は3つもランクインさせているので、ここは、最後のシメとして『とおいとおい北の国のちいさなほら話』!最後のあとがきまでたっぷり楽しめる一冊。こういうのもシスにしか書けない作品のひとつだなぁ、と思います。

 

10位は無しです(笑!)。

9こそすべてを満たした数字、ということでここまで!

以上、ピーター・シス勝手にランキングでした〜