よむためにうまれて

上昇気流にのって旋回する沖合いのカモメのように、子どもの本のまわりをぐるぐるしながら、ぷかぷかと日々に浮かぶマナティのような個人的記録も編んでいます。

ピーター・シスにはまる。

最近では、何かにはまって、いわばobsessedな状態になることを「沼」と称するらしいですね。

だとすればこれも「沼」と呼んでしまっていいのかもしれない。

続きを読む

『夢見る人』:熾火が赤々と、石畳の道を堂々と

「ムナフオタテドリ」とググると、右側にはに英語版ウィキペディアが表示され、ちょうどロビン(コマドリ)のような胸元がオレンジ色の可愛らしい鳥の画像がでてくる。

タイトルには、

Chucao tapaculo

という名前。

続きを読む

もうそれだけで何かの必殺技

鳥獣戯画展が緊急事態宣言とともに見られなくなってしまって、先日、本屋に立ち寄った際に、鳥獣戯画特集本の小さなコーナーがあったので、別冊太陽などパラパラと立ち読みしたら余計に見に行きたくて何だか気分も「絶望的」になってしまってよくなかったです。

続きを読む

光の速度で去っていくゴールデンウィークに手をふりながら

ゴールデンウィークが終わっていきますね。

長めの休みがあるときは、全然普段読まないようなジャンルの本を純粋な楽しみのためだけに読むようにしています。

その方が、「今、わたしお休みとしての読書時間を楽しんでる」と明確に自分に味わわせてあげられるからです(笑)。

たいていは、星とか星座とかそれにまつわる本を手にとってしまいます。

続きを読む